読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私設Blog「黒曜石の図書館」

本、言葉、文化にまつわるエトセトラ。

ドラえもん「雲の王国」を十数年ぶりに観て思う

映画

amazonプライムビデオで今年もドラえもん映画を放出している。

多分期間限定なので観られるだけ観ておこうと、主に晩御飯の支度中に観ている。

今日は「雲の王国」を鑑賞、我が家で一番好きだった作品。

妹と一緒に何度観たかわからないほど。

十数年ぶりなのに、次の場面はこうだったよな〜と容易に思い出せて驚く。

 

観終わって強く思うのは、「新・雲の王国」は作らない・作れないだろうな、ということだ。

「作らない」のは、環境問題というテーマが現代にはもうそぐわないものになっているから。

これはある意味で喜ばしいことかもしれない。

「作れない」のは津波を彷彿する場面があるため。

旧ドラをもう放映しないのはもったいないと思っていたが、少なくともこれはテレビ放映は無理だろう。

天上人のノア計画によって地上世界に大洪水が起こり、全て流されてしまうというシーンは、私でも辛くなるレベル。

それと、もう一つ。

故障して支離滅裂なことを言いだすドラえもんの姿に思わず重ねてしまうもの…

(これはこれでドラえもんがとても可愛いのだけども…)

 

久しぶりに観て、子供心に「自然を守らなくちゃ!」と強く感じたのを思い出した。

「海底鬼岩城」の核戦争のテーマもそうだったけれど、昔のアニメ作品のメッセージ性の強さに驚く。

 

多様性が大事とは言うけれど、絶対に正しいものは存在する。

「人生で大事なことは、みんなドラえもんが教えてくれた」であるなあ。

 

さて次は…パラレル西遊記ドラビアンナイトか…

 

映画ドラえもん のび太と雲の王国

 

マスキングテープカッター

徒然

f:id:giova3:20170302095645j:image

期待以上に使い勝手が向上。

セリアで3色入り108円。

f:id:giova3:20170302095841j:image

おすすめ。

「騎士団長殺し 第2部 遷ろうメタファー編」読了

書籍

読み終えて驚いたのは、何の疑問も残さずに村上春樹作品が終焉した、という点。

「ねじまき鳥」の改作だろうか、という感じもある。読後感は「騎士団長」のほうが遥かに爽やかだが。

 

第2部で新たに気になった語彙は「1984」と「宗教団体」だったが、ちらと出ただけで伏線ではなかったようだ。

 

第2部で綺麗に幕は閉じられたように思う。万が一第3部があるならば、雨田具彦のウィーンでのエピソードだろうか。「ねじまき鳥」とは違い、その描写はなかった。(手元に「ねじまき鳥」がないので、皮剥ぎの話が第2部か第3部か思い出せないが…)

 

初めて村上春樹作品に挑戦したいという方がいるなら、「騎士団長殺し」から入るのは悪くない選択だろう。

大変面白かった。読み終えてしまったのが残念だが、また以前の作品を読み返す楽しみが出来た。

 

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編