私設Blog「黒曜石の図書館」

本、言葉、文化にまつわるエトセトラ。

「文豪失格」、「あらすじ名作劇場」、「100分de名著 堕落論」

高校国語教諭の免許を取り直すべく科目等履修生になろうと思い立った時に、きれいに忘れてしまった文学史を復習しようと文献を探していた。

そんな時に出会ったのが、「文豪失格」だった。

ドラマCDを原作とする、面白おかしいコミックなので、文献としての役割を果たすものではないが、文献以上に、勉強になった。

興味を持つことが何よりも大事だ。

 

この作品、なんだか突っ込みどころが多い気がするけど、文豪が書いたのだから、笑っちゃいけないのかな…

 

と思うことは大いにあると思うが、「文豪失格」を読んで安心出来るだろう。

こんな変態が書いたのだから、つっこんでも笑っても良いんだ!と。

ここに描かれている以上に変態だったんだろうなと思うと、いろいろな作品に大いに興味が湧いてくる。

実日ブックス -「COMICリュエル」文豪失格--

 

 

文豪に親しんだところで、BS朝日で放映中の「あらすじ名作劇場」も観るべきだ。

 BS朝日 - 世界の文学がわかる!あらすじ名作劇場

古今東西の名作を現代日本舞台にしたショートドラマで手軽に読んだ気になろうというコンセプトがすごい。現代日本に置き換えない方が良かったのではないかと、思いつつ、観てしまう。

走れメロス」は「走れヒロシ」。

太宰のストーリーよりもむしろ骨子はしっかりしていたかもしれない。

突っ込みどころが満載ではあるが、よく出来ていた。

 

WEBで文豪失格第2期が連載中だが、そこから登場する坂口安吾堕落論が今月の「100分de名著」(Eテレ)の題材になっている。

名著56 堕落論:100分 de 名著

昔一度挫折したのだけれど、今なら理解できそうだ。

本屋に行きたくなって来た。