読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

私設Blog「黒曜石の図書館」

本、言葉、文化にまつわるエトセトラ。

「芥川龍之介における物語のゆくえ」

試験が終って惚けていたのも束の間、今日はレポートのテーマが言い渡された。

 

 

芥川龍之介は初めのうちは当たり前にストーリーのある話を書いていた。

しかし次第に、芸術を極めんとするがために、ストーリーを切り捨てようとする。

ストーリーを失った物語はどうなってしまったのか?

 

 

 

ストーリーのないストーリー、と考えているうちに思い浮かんだのは、ドーナツの穴問題である。

穴がなければドーナツではない。

ドーナツの可食部分がなければ穴はない。

ドーナツの穴とは何か。

 

規模は違えど、芥川が抱いたぼんやりした不安は、これに似ているのではと思う。

こんなことを考えている場合なのか、これを突き詰めればレポートが書けるのか。

はてさて。

 

旅行に出る期間なので、期限よりも一週間早く提出せねばならない。
10年ぶりのレポートを、たったの5日で書き上げられるだろうか。
歯車がカチカチ回りそうである。