私設Blog「黒曜石の図書館」

本、言葉、文化にまつわるエトセトラ。

「夏目漱石の妻」ロケ地考察(第二・三・四話)

第一話だけで終わるのもなんなので、二・三・四話のロケ地についても記しておこうと思う。
 

「農家」を熊本の家の近所に利用?

二話冒頭で走って帰ってくるシーンか。
 
東京下町の街並み?
正岡子規の近所も?
 
東京帝大文学部 教室?
 
二話のどこ?
一話で廊下を利用しているように思ったが、こちらのサイト自体に写真が少なく、よくわからない。
 
第二話で千駄木の家=「吾輩は猫である」を執筆した家に引っ越している。
ロケ地に名前がなかったが、愛知県犬山市の「明治村」に移築・保存されている。(森鴎外・夏目漱石住宅
夏目漱石が住んでいただけでも十分すごいのに、それ以前には森鴎外も住んでいた。
ここを訪れたとき、「漱石と鴎外って一緒に住んでたんだね」と言っている人がいたが、それは大きな間違いなので気を付けられたい。
この建物に本当にそっくりだったのでロケかと思ったが、セットだったのだろう。すごい。

 

 

そして駒込を経て早稲田南町が終の棲家となる家。神奈川県近代文学館には漱石山房の再現スペースが設けられているそうだ。
展示されている紫檀の文机を制作した家具職人さんのブログ(日々徒然 「漱石山房」・・・続編!)によると、オリジナルは収蔵庫の中とのこと。
ドラマではセットを使ったと番組ブログに書いてあった。( 夏目漱石の妻 | ドラマスタッフブログ

なお、オープンは平成29年9月とのことだが、新宿区立漱石山房記念館でも漱石山房の再現がなされるそう。

 

修善寺の大患の現場は「菊屋」というお宿で、現在は場所を変えて営業している模様。

「虹の郷」なる公園のなかに 修善寺 夏目漱石記念館 として当時の部屋が移築されているようだ。

吐血のシーンはどうぼやかすんだろうと思っていたが、思い切り吐血していたので少々驚いた。

 

 ロケ地に「静岡県東伊豆市」「神奈川県三浦市」とあるが、最後の景色の良いシーンがどちらか?

そこまではもう、わからない。断念。

 

 

 
漱石の妻」と「硝子戸の中」を読み終えたが、「道草」は現在進行形。
塩原の養父の人物描写は「道草」を丁寧になぞっているようなので、ドラマの感想はそちらを読み終えてから書く予定。
 
第一話で羊羹を食べていて、甘党の漱石が何を食べるのか楽しみにしてはいたが、ほとんどおやつは食べていなかったような。四話の病室でクッキーを貪っていたくらいか。
「坑夫」のモデルになった青年と房子ちゃんのラブロマンスの下り(フィクション)などはとくに要らないような気がしたので、もっと先生の食事シーンが見たかった。